楽天カードに限らずクレジットカードの不正利用により身に覚えのない請求が来たという方も多数おられます。そのようなことにならないためにも日頃からのカード管理が重要です。
今回は、楽天カードで不正利用され身に覚えのない請求が来た場合の対処法と不正利用防止策を記事にしてみました。
身に覚えのない請求が来た場合の対処
いきなりですが、楽天カードから身に覚えのない請求が来た場合の対処法から説明します。
本当に不正利用されたのか確認が必要ですが、とりあえずは連絡先から書いておきます。
不正利用時の連絡先
- 該当のカードを準備する
- 以下の電話番号に電話する
- 音声ガイダンスにそって「3:各種照会」「カード番号と生年月日を入力」「0:その他」へ進む
(営業時間 9:30〜17:30)上記の番号で繋がらない場合は以下 電話番号 092-474-6287(有料)
(営業時間 9:30〜17:30)
カードの裏面に楽天プレミアムディスクの番号が記載されています。
(営業時間 9:30〜17:30)
どちらも、営業時間が限られていますので、営業時間内に電話してください。
不正の確認
本当に不正利用がされたのか確認する方法です。
楽天e-NAVIにログイン して、明細を確認してください。楽天e-NAVIはパソコンからでもスマホからでも確認できます。
手順1:楽天e-NAVIにログイン
楽天e-NAVIにログインして「お支払い(ご利用明細)」をクリックし、「ご利用明細」へ進みます。
手順2:該当の月を選ぶ
明細を見たい月を選択します。
手順3:身に覚えのない明細がないか確認
明細を見て、ご自分で身に覚えのない利用がないか一覧から確認します。
明細を下までスクロールして全て確認してください。
手順4:注視するポイント
明細を確認するときに注意して確認して欲しいことが以下です。
勘違いがあるかもしれませんので以下をもう一度確認してみてください。
- 本人利用でなく「家族」になっていないか
家族の方が利用されている可能性もあります - 利用した店舗名ではなく商業施設名になっていないか
大型店舗の場合、テナント名ではなくショッピングモール名になっている場合があります - 子会社の場合は、親会社名で請求される場合がある
- 訳の分からない英数字で請求されている
AAA0570-・・・など電話番号が書かれていることがありますので、電話して確認してみてください - インターネットで支払うと海外利用となる場合がある
インターネットで決済した場合、海外利用になる場合があるので、何か購入していないか、ダウンロードしていないか確認してください。 - 楽天トラベルは予約成立時に請求
楽天トラベルでホテル予約を行なっていないか確認ください。予約成立段階で請求されますので泊まっていないのに請求がされたと勘違いされていませんか? - SuikaやPayPay等の利用はないか
自動チャージになっていたりしていなか確認ください。 - カードの年会費や自動継続で請求されていないか
別のカードの年会費や自動更新などで年に1回の請求がされていないか確認ください
僕もたまに変な名前で請求されているので「この請求は何だ?」と困惑する時がありますが、よくよく思い返すと「3」番などの親会社の名前で請求されていたなんてことがありました。
みなさんも、不正利用かな?と思われたら、冷静に振り返ってみてください。
それでも、身に覚えがない請求があったら、すぐに上記の「コンタクトセンター」に電話をしてください。
本当に不正利用がされていたら請求の取消し処理を行なってくれるようです。
不正利用の防止策
楽天カードでは、不正利用を防止するために、様々なセキュリティーを行なっています。それには、カード利用者(ご自分)でも多少なりともセキュリティー強化を施す必要がありますので、それを説明していきます。
第2パスワードの設定
楽天e-NAVIを利用する場合に、より安全に利用するため第2パスワードの設定を無料で登録できます。
この第2パスワードを設定することで、通常のログインとは別に二重でパスワードを設定します。
「通常のパスワード」+「第2パスワード」で強固になるということです。
また、第2パスワードを数回間違えると、登録しているメールアドレスに通知が来ますので、仮に第三者が第2パスワードでログインしようと失敗を繰り返すとあなたに通知が来ます。
不正ログインの早期発見に繋がりますね。
スマホは指紋認証ログインにする
スマホのアプリで楽天e-NAVIにログインする場合は、指紋認証ログインにしましょう。
iOS/Androidに対応で、第2パスワードも指紋認証に対応しています。(Touch ID)
楽天カードアプリをダウンロード
スマホで利用する「楽天カードアプリ」は、以下からダウンロードできます。
スマホからも明細を見ることができますので、不正利用時の早期発見にも繋がります。
本人認証サービスを登録する
楽天カードでは本人認証サービスを無料で登録できるようになっています。
本人認証サービスとは、インターネットで買い物をする場合、クレジットカード情報にプラスして、登録した「本人認証パスワード」を入力することで不正利用を防止できます。
この本人認証パスワードとは、4桁の番号や楽天e-NAVIのログイン時のパスワード、第2パスワードではありません。新たに本人認証パスワードを登録する必要があります。
今までは、クレジットカード情報と姓名が盗まれると不正利用されていましたが、この「本人認証パスワード」を設定することで、あなたしか知らない番号を入力しないと利用できないようになるのです。
カード利用時にメール通知
カードが利用された場合は、メールで通知するように設定しましょう。もし、不正に利用されてもメールが届きますのでいち早く発見できます。
メール通知をしていないと、使われたことに気づくのが遅れ手遅れになってしまいます。
メール通知は必須ですね。
ここまでの設定は「楽天e-NAVI」で登録することができます。
SSLに対応していないサイトでクレジットカード番号を使わない
まず、最低条件として「http://」から始まるサイトでは絶対にクレジットカード番号や個人情報は入力しないでください。
「https://」sが付いているサイトが最低条件です。
SSLに対応していないサイトでの個人情報は極めて危険です。
簡単なパスワードにしない
パスワードは、生年月日や車のナンバーなど身近な番号にしないことが鉄則です。
ついつい忘れてしまうため、生年月日などにしてしまいがちですが、もしもの時のことを考えると想定しにくいパスワードの設定を行なってください。
英数字の大文字小文字など組み合わせることで強固になります。
パスワードをメモしない
一度、知人で見かけたのですが、各種パスワードをパソコンの画面に付箋として貼り付けている人がいました。
その時は、みんなで爆笑したのですが、そのようにあえて悪意のある人にパスワードはこれですよ!と言わんばかりの行動は謹んでください。
他にも財布にメモを入れておく、ノートに書いておく、カードに記載するなどバカなことは絶対にやめてください。
カードを不正利用してください。と言っているようなものです。
まとめ
楽天カードでは、365日、24時間体制で不正検知を行なっているとのことです。しかし、どんなに検知システムが働いていてもカード利用者のセキュリティーに対する意識が薄かったり、予防を怠ると万が一のことが発生します。
ここに記載している防止策を一つでも多く実行することがクレジットカードの不正防止に繋がります。自分の身は自分で守りましょう。