楽天ゴールドと楽天プレミアムの「損益分岐点」毎月の支払い額がポイント

楽天カードには年会費が必要なカードに「楽天ゴールドカード」と「楽天プレミアムカード」がありますが、「私の毎月の支払額(利用料)ではどっちのカードを作った方がメリットがあるの?」と迷います。
こっちのカードでいいだろう!と理解せずに作ってしまうと損をしていたなんてことが有り得ます
そこで、利用率、利用するサービス、あたらのライフスタイルは、「楽天ゴールドカード」と「楽天プレミアムカード」のどちらが適しているのか、損益分岐点を分析してみたいと思います。
どちらのカードを作った方がいいのか迷われている方の参考になれば幸いです。

楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの基本機能

項目 楽天ゴールド 楽天プレミアム
年会費 2,160円(税込) 10,800円(税込)
楽天市場ポイント還元率 5% 5%
ETCカード 無料 無料
入会特典ポイント 8,000ポイント 13,000ポイント
国際ブランド MastercardVISAJCB AmericanExpressMastercardVISAJCB
Edy
家族カード 有料 有料
保険付帯 海外旅行傷害補償保険
最高2,000万円
海外旅行傷害補償保険
最高5,000万円 国内旅行傷害保険
最高5,000万円 動産総合保険
最高300万円
ラウンジ利用 プライオリティ・パス無料
国内主要空港ラウンジ無料
一部海外
年間2回まで
プライオリティ・パス無料
国内と世界120カ国400以上の都市や地域で、900カ所以上の空港ラウンジ利用可
優待サービス 楽天市場コース
トラベルコース
エンタメコース
3つのコースから選べます
ビジネスカード ×

楽天ゴールドカードと楽天プラみアムカードの大きな違いは以下になります。

年会費
プライオリティー・パス
優待サービス
ビジネスカード

このサービスの違いが年会費に現れています。
次は、サービスの違いでどちらがいいのか見てみましょう。

プラ入りティー・パス利用時の分岐点

楽天プレミアムカードには、プライオリティー・パスが無料で付いています。
このプライオリティー・パスは海外旅行や出張が多い方にとっては、すごくありがたいサービスですね。
これは、国内外で900箇所以上の空港ラウンジを利用できます。世界で言うと120カ国のラウンジになるのです。
カード会社のラウンジとは違って空港ラウンジですよ。

また、楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスは、最上級のプレステージ会員の年会費が無料になるのです。
プレステージの年会費はなんと!US$429!これが無料なのです。
※US$429=US$1を110円で換算すると「47,190円」
プレステージの年会費47,190円が楽天プレミアムカード年会費「10,800円(税込)」で手に入るのは、これだけでもお得感満載と思いませんか?

空港ラウンジを利用するために47,190円を払ってプライオリティー・パスを手に入れるより、楽天プレミアムカードの10,800円を払った方が断然お得ですね。

なお、空港ラウンジの利用は、通常でUS$32(3,520円)が必要ですが、プライオリティー・パスならいつでも無料で利用できます
年間に4回ラウンジを利用したら、楽天プレミアムカードの年会費の元は取れます。行き帰りに利用したとすると、年間2回の出張で元が取れる計算になりますね。

今まで海外旅行や海外出張が多い方で、空港ラウンジを利用したことがないと言う人は、空港の待ち時間の過ごし方は座れない経験をされたり、混雑したうるさい中で時間待ちした経験をされているでしょう。
時間つぶしにカフェに入っても500円〜1,000円は取られます。それがプライオリティー・パスを持っていると無料でラウンジに入れて無料でドリンクを飲んだり軽食をいただけます。どんなに出張が楽になるでしょうか?想像してみてください。

 

国内旅行や国内の出張が多い方でもラウンジを利用するとだいたい1,080円が必要になりますが、これも無料で利用できるのです。
国内ラウンジの利用でしたら年間に10回利用したら元が取れる計算になります。

ただ、これはラウンジを利用したときだけでのメリットですので、その他のお得な優待サービスも利用するでしょうから、年会費以上のメリットは十分にあります。

楽天プレミアムカードがおすすめの方は

海外出張や旅行で空港ラウンジを4回以上利用される方
国内出張や旅行で空港ラウンジを10回以上利用される方

こんな方は、利用する利用料だけで元が取れます。
プラオリティー・パスのプレステージを作ろうと思っている方は、楽天プレミアムカードを作るだけで元が取れます。
(プライオリティー・パスを取得するには楽天経由で申し込みが必要です)

 

楽天ゴールドカードがおすすめの方は

国内出張が主で空港ラウンジを3回以上10回未満利用される方

空港ラウンジの利用で比較すると以上の結果になりました。ラウンジの利用具合によってどちらのカードを作った方が良いかご検討ください。

 

楽天市場で買い物する金額の分岐点

楽天カード(楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカード)を作られる方の多くは楽天市場を利用するのではないでしょうか。
毎月の利用額によって楽天ゴールドカードが特なのか、楽天プレミアムカードが得するのか試算してみましょう。

楽天ゴールドカードとプラみアムカードの分岐点

このグラフから言えることは、年間の楽天市場で18,000円以上、90,000円未満の買い物をした場合は、楽天ゴールドカードを作った方がよい。しかし、年間90,000円以上の買い物をする場合は、楽天プレミアムカードを作った方がお得になります。
従って、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの分岐点は「90,000円/年間(月に7,500円)」になります。
年間に90,000円以上のお買い物をする場合は、ポイントとして10,800円相当が還元されますので、楽天プレミアムカードの年会費が戻ってくるということです。
ただし、これは単純に楽天市場で買い物をした場合だけを考えた場合ですので、その他のサービスを使われる場合は、分岐点が下がってきます。

楽天市場利用時の年間利用額分岐点

項目 楽天ゴールドカード 楽天プレミアムカード
ポイント還元率 5% 6%
楽天市場コースの場合
分岐点(年間利用額) 18,000円〜90,000円 90,000円以上
分岐点(月額換算) 1,500円〜7,500円 7,500円以上

楽天プレミアムカードで「楽天市場コース」を選択されていた場合に、誕生日月の火曜か木曜に楽天市場を利用するとポイントが7倍(7%)になります。
このような利用の仕方をすると、分岐点が年間90,000円から下がってきます。

公共料金を楽天カードで支払う

公共料金も楽天カード(楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカード)でまとめて支払うと更にポイントが貰えます。
100円で1ポイント貰えます。

ポイントが貯まる公共料金

携帯電話・PHS
電気料金
ガス料金
水道料金
新聞料金
放送料金(スカパーなど)
レンタルサーバー料金

公共料金も楽天カードで支払うと年間の90,000円は余裕でクリアできそうですね。

結果!どっちがいいの?

楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードのどちらがいいのでしょう?
最終まとめをしてみます。

  • 楽天市場で年間18,000円〜90,000円の買い物をする人は楽天ゴールドカード
  • 楽天市場で年間90,000円以上の買い物をする人は楽天プレミアムカード
  • 海外出張や国内出張が多くて空港ラウンジを多く使う方は楽天プレミアムカード
  • 空港ラウンジ利用のプレステージ会員を検討している方は迷わず楽天プレミアムカード
  • 楽天トラベルをよく利用される方は楽天プレミアムカード

まとめ

今回は楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードはどちらがいいのか?年間いくら使ったら楽天プレミアムカードの方がお得なのかを計算してみました。

僕的には、プライオリティー・パスが無料で作れるので楽天プレミアムカードが、それだけでお得感があります。
皆様のライフスタイルに合わせてお選びください。

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楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの損益分岐点
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